
上質なファーアイテムは
大切に使用することで
とても長い期間
お召し頂くことができます。
ファッション性だけではなく
保温性にも優れ
一過性に留まらないデザインは
長く愛用して頂ける
アイテムです。

フランス製レッキスの
ミディアム丈ファーコート
フランスらしい
柔らかな色調のブラウン
とても軽く暖かい一品

Mink Borelo LouLou
アメリカン・レジェンドの
ブランドミンクを使用した
上質なボレロ
ローブデコルテと
アメリカンレジェンドの
ダブルネームで
シリアルナンバー入りの
良質なミンク

Mink Borelo LouLou Long
淡いミンクの色調は
特にミンク本来の毛並みの
美しさがひき立つ
シンプルな
ノーカラーボレロは
長い期間お召し頂ける
デザイン
Fur Accessory
一つあるだけで
暖かくおしゃれに過ごせる
チンチラタイやファーマフラー
上質な素材であれば
十分長い期間使用出来、
コーディネートの幅も広がる
アイテム。
ブローチやピンなどとの
併用もまたクラシカルな
スタイルで素敵

最上ランクのチンチラを
使用したマフラー
ローブデコルテオリジナルの
大きめのブローチ
コーディネートにも
ポイントになる
チンチラタイ

Russian Sable Muffler
ロシアンセーブルの最上質
ファームセーブルを使用した
マフラー
深くキラキラ輝く
黒褐色の柔らかな肌触り

Chinchilla Tie Brown
オリジナルで染色した
淡いブラウン
大きめのチンチラを
たっぷり使った
贅沢なチンチラタイ

Cashmere Knit Doubleface
Chinchilla Muffler
カシミヤ100%の糸を
通常よりも多い本数で
捻上げて編み上げた
厚みのあるカシミヤマフラー
チンチラをトリム

Cashmere Knit Doubleface
Chinchilla Muffler

Mink Vanilla Muffler
ミンクの編み込みの
淡いオフホワイトの
大判マフラー
冬に活躍する
上質なアイテム。

Mink Black Muffler
上質なミンクの
刺し毛を美しく刈り込み
天鵞絨のような
滑らかな風合いに仕上げた
シィアードミンクマフラー
編み込みもしっかり
膨らみのある暖かい
大人の上質なマフラーです。
ショールとしても使用可能
Fur Tips
ファーご購入のポイント
百貨店をはじめネットショップなどでもファー商品の購入が可能な時代となりました。百貨店など店舗で販売されるファー商品は実物を確認し購入することが可能ですが、ネットショップでは実物を確認することが難しく、ご購入の際して、品質や価格においての問題も散見されます。
下記はファーアイテムの購入に際し、品質や価格を吟味する上での注意点やちょっとしたポイントです。ぜひ購入の際の参考にして頂けましたら幸いです。
◎主にミンクやセーブル、チンチラなどの高価なファーアイテムは、原料の産出国によりその数が管理され、品質によりグレード化された後、各国のオークションなどにより原料価格が決定致します。オークションのため需要と供給のバランスにより毎シーズン相場は変動し、各グレードの数量も変動致します。また、日本では原料のほとんどが海外からの輸入のため為替の影響も強く受けます。
◎基本的にファーの需要が多い時には原料価格が高騰し、需要が少ない時には原料価格が下落する傾向にあります。また、トレンドによりファーの種類によって相場は変わります。コレクションなどでファーアイテムが多く登場し、トレンドとして各ブランドがファーを使用し需要が増すと、多くの場合、原料価格の高騰に伴い製品価格も高騰します。一方、ファーの人気が衰え、あまり需要がないときは原料価格は下がり製品価格も手頃なものが増えます。
製品価格は一般的に原料価格に応じて上下致しますので、製品のご購入に際しては、下記の点をご参考にご購入をご検討されると良いでしょう。ただし、ブランドによっては、原料相場に関係なく製品価格を設定している場合もあります。希少価値やブランド価値も含めた価格設定のため、全ての製品が原料価格に連動するわけではありませんので、注意が必要です。
◎原料相場の状況
◎為替の状況
◎デザイン性
◎原料の産出国によるグレード
◎原料の使用部位
◎業者の選別
◎仕様
1. 原料相場の状況
一般的にファーのトレンドが強い時には価格は高騰し、トレンドが弱い時には価格は手頃になります。世界規模での流通レベルでのことなので、他国でファーが人気の場合は、日本でファーが人気でなくても価格が高騰する場合もあります。最近ではアジアの新興国で人気があり価格が高騰する場合が多くなりました。
2. 為替
原料のほとんどが輸入のため為替の影響を受けます。
3. デザイン性
デザインは時代により変化します。時代の感覚にあったデザインはやはり魅力的です。
一方、ファーデザインは、未だに古風なものが多く感覚的に魅力的なものが少ないとも言えます。デザイン性はその時代の美意識やライフスタイルを反映したものです。やはり現代の時代感覚にあったファーのデザインは大きな価値と言えます。ヨーロッパ、北欧、アメリカのファーデザインはやはり新興国のデザインよりも技巧的で、手間がかかっていることも多く、品質のひとつとして判断基準になります。時代感覚にあった魅力的なデザイン性は大切な判断要素と言えるでしょう。
4. 原料産出国によるグレード
毛皮メーカーやファーを取り扱うブランドでは、原料を明示しておりますが、それとは別に原料のオークショナーを明記している場合がございます。正規ルートの原料は主にオークションハウスのある国を中心として毛皮の種類別に付加価値の高い原料を評価・グレードされ市場に供給されています。そのため、原料の品質証明書や原料ブランド、グレードなどを明示している場合があり、それらは品質を判断するためのデータとなります。
5. 原料の使用部位
原料の使用部位は明示していないケースがほとんどですが、品質を判断する上では重要なポイントです。専門的な知識と経験が必要とされる分野で、どの部位化により価格が異なるのが一般的です。実物を確認できる場合は、然程気にする必要はないのですが、実物を確認できない場合は、価格と品質を判断する上で重要なポイントとなります。
一般的に信用できるメーカーや業者の商品であれば価格と品質が連動します。良い商品は同じミンクであっても価格が高く肌触りがよく、安価な商品はやはり安い理由があるものです。ただし、価格が高いから品質が良いと信じることは非常に危険な世界です。ブランドによっては品質に対して法外な価格設定のブランドもありますので、ご注意ください。
6. 業者の選別
そのメーカーの取扱商品は、品質を見極める際の基準にもなります。どのような価格帯のどのようなアイテムを主に取り扱っているのか、それはそのブランドの方向性や考え方、ものづくりのコンセプトを示しています。取扱商品はファーに対するそのブランドの考え方を理解する上でとても役立ちます。
例えば、原料の視点では、レッキスやラクーンを多く取り扱うブランドとミンクやセーブルを取り扱うブランドは、ファーに関与しているバイヤーやデザイナーの専門知識レベルが異なります。
また、小物を中心に扱うブランドとコートなどのアウターを扱うブランドでは、その専門知識が異なります。そのブランドの取り扱い商品全体を眺めて、ファーの知識がどの程度か推し量ることが必要です。
7. 仕様
仕様でファーの価値は変わります。例えば、レットアウトと言うファーの技術やシィアードのテクニックなどはその技術の高さで仕上がりと価格が大きく異なります。また、チンチラなどはサイズやデザインで原料の価格も異なり、仕様次第で価値が大きく変わります。編み込みでもその密度により価格が変わります。密度が倍になれば原料の量も倍になり、その他染めの技術や加工のプロセスもその価値を判断する基準になりますので、ご購入の際はよく確認されると良いと思います。